2019.09.01

メディア展望

『メディア展望』9月号発行のお知らせ

編集長の一言二言

8月は最高気温を更新するなど、異常に暑い日が続きました。また大雨や台風など災害も相次いでいます。浅間山が噴火したのには驚きました。日本列島は災害列島であることを日々痛感しています。9月号は、防災をテーマに取り上げた7月のシンポジウムのパネルディスカッション部分をトップに置きました。パネリストは、防災システム研究所所長の山村武彦氏、危機管理教育研究所代表の国崎信江氏、気象予報士の半井小絵氏は、共同通信社気象・災害チーム長の所澤新一郎氏。防災のスペシャリストぞろいなので、非常に熱のこもったディスカッションとなっています。

▽「メディア談話室」は、井内康文氏が悲惨な京都アニメーション放火殺人事件に関して、警察の発表待ちの報道姿勢を批判しています。また共同通信の阪堂博之氏は、訪問した北朝鮮のメディア事情を書いてくれました。さらに時事通信台北支局の佐々木宏特派員は「海外特派員リポート」で、アジアで初めて同性同士の婚姻を認める法律を施行した台湾の最新情報を伝えています。(倉沢章夫(としお)