2019.09.26
教育奨励賞
第34回教育奨励賞の特別賞は武雄市立北方中学校に
情報通信技術(ICT)を駆使した独自教育を推進
第34回教育奨励賞の「特別賞」を佐賀県武雄市立北方(きたがた)中学校(徳永貞康校長)に贈ることが9月26日、決まった。表彰式は10月21日(月)午後5時から東京都中央区銀座の時事通信ホールで開く。教育奨励賞は時事通信社が毎年、実施しており、公益財団法人新聞通信調査会はメディアリテラシー教育で成果を挙げた学校に特別賞を授与している。副賞は100万円。
授賞理由
情報モラル指導カリキュラムの導入など情報通信技術(ICT)を駆使した独自の教育を推進している点が好評を得た。インターネットを利用するに当たり、最低限のフィルターをかけるだけで、検索の仕方は生徒に任せている。安全にインターネットを利用できるようにするための方法やネット上のトラブルの回避方法などを生徒同士が議論するなど、多面的に情報モラルに関する授業を実施している。予習動画を閲覧する学習、不登校生徒への遠隔授業などICT教育の先駆的な取り組みとなっている。