- 新聞通信調査会は2012年から、「定点観測者としての通信社」と題して写真展を開催してきました。第1回の「関東大震災と東京の復興」から数えて、今年は節目の10回目となります。来年4月30日で今上天皇が退位し、平成から新しい元号に改まるのに合わせ、今回のテーマは「平成の軌跡」としました。
元号が変わったからと言って、人々の営みに断層が生じるわけではありません。ただ、平成という時代を「歴史の証言者」ともいえる報道写真で振り返り、新しい時代に思いを巡らせる―。そんな材料になれば、というのが企画に込めた意味合いです。
展示構成
プロローグ
- Prologue:
Nostalgia for and revival of the bubble era
第一幕
1989年(平成元)年〜2001(平成13)年
- Chapter 1:
Upheaval&Anxiety 1989-2001
間奏曲
- Interlude:
Interlude Widening gap over Okinawa
第二幕
2001(平成13)年〜2011(平成23)年
- Chapter 2:
Challenges for Reform 2001-2011
間奏曲
- Interlude:
Commemorative travel&prayer
第三幕
2011(平成23)年〜2018(平成30)年
- Chapter 3:
Hopes&Tasks 2011-2018
エピローグ
- Epilogue:
Porst-Heisei Era-economic growth of frugal society?
展示内容
【プロローグ】
バブルへの郷愁と復活
Prologue: Nostalgia for and revival of the bubble era
【第一幕】
激変と不安
1989年(平成元)年〜2001(平成13)年
Chapter 1: Upheaval&Anxiety
1989-2001
【間奏曲】
本土との亀裂拡大する沖縄
Interlude: Widening gap over Okinawa
【第二幕】
改革への挑戦
2001(平成13)年~2011(平成23)年
Chapter2 : Challenges for Reform
2001-2011
【間奏曲】
慰霊の旅と祈り
Interlude: Commemorative travel&prayer
【第三幕】
希望と難題
2011(平成23)年~2018(平成30)年
Chapter 3: Hopes&Tasks
2011-2018
【エピローグ】
ポスト平成、成長か、
「身の丈社会」か
Epilogue: Post-Heisei Era – economic growth or frugal society?