ウクライナ戦争で国際社会は専制独裁国家と民主主義国家がせめぎ合い、北極はロシアと北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）がにらみ合う「対立の海」となりました。冷戦終結以降、科学研究や漁業規制で各国の協力が見られた「平和の海」は、新航路や資源開発をめぐる大国の覇権争いの場に変わりつつあります。北極を長期取材した時事通信外信部の出井亮太編集委員に、中国、インド、そして日本など続々と各国が参入し変わりつつある最前線の現状について解説していただきます。(今回の講演会も事前申し込み不要の定員60人とします)

◆講師　出井　亮太氏(時事通信編集委員)

略　歴：１９７７年、京都市生まれ。２００１年に米インディアナ大学で学士、０４年にハワイ大学で修士取得。０４～０５年、米領グアムの英字紙パシフィック・デーリー・ニューズに勤務。０６年１０月に時事通信入社。外信部、津支局、社会部を経て、１３～１７年にニューデリー特派員として南アジア全般の政治・経済・社会ニュースをカバー。１７～２２年にワシントン特派員として主に米国防総省や安全保障分野を取材。２２年から現職。

◆演題　「二つの北極」

◆日時　２０２５年１月８日（水）１３：３０～１４：３０

※受付時間：１３：１０～１３：３０（ 会場の準備がありますので、時間前の入室はご遠慮ください）

※講演終了後に１５分程度の質疑応答時間があります。

◆場所　東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル９階会見場

https://www.jnpc.or.jp/outline/access

※体調が優れない方は入場をご遠慮願います。

※講演開始後の途中入室も、特段の理由がない限りご遠慮願います。