2024.02.09
デジタルアーカイブ
『同盟旬報』『同盟時事月報』がアジ歴サイトからも検索可能に
調査会の「同盟通信社資料公開サイト」へのリンクが始まりました
新聞通信調査会が開設・運営しているデジタルアーカイブ「同盟通信社資料公開サイト」に掲載しているニュース雑誌『同盟旬報』『同盟時事月報』225冊について、2024年2月8日から国立公文書館のアジア歴史資料センター(アジ歴)のサイトからも検索できるようになりました。
2001年に開設されたアジ歴のサイトでは国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所戦史研究センターから、1972年までの公文書など各種資料のうちデジタル化された資料の提供を受けて公開しています。新聞通信調査会が「同盟通信社資料公開サイト」に掲載している『同盟旬報』『同盟時事月報』についても今回、リンクが張られて政府の3機関の資料とともに横断的に検索できるようになりました。
アジ歴ではこのようなリンク提携を「アジア歴史資料のネットワークを目ざした取り組み」と位置づけ、既に琉球大学附属図書館、滋賀大学経済経営研究所、北海道立図書館、北海道立文書館、神戸大学附属図書館、大分大学経済学部教育研究支援室、スタンフォード大学フーヴァー研究所、日本貿易振興機構アジア経済研究所、東洋文庫との間で実現しており、新聞通信調査会の「同盟通信社資料公開サイト」も加わりました。
■検索キーワード設定の相違
『同盟旬報』『同盟時事月報』を検索する場合、「同盟通信社資料公開サイト」では結果がページ単位で示されるのに対し、アジ歴サイト経由では号単位で示されます。これは「同盟通信社資料公開サイト」の『同盟旬報』『同盟時事月報』では各ページに印刷されている記事の見出しや人事異動記事の人名などを検索キーワードとして登録してあるのに対し、アジ歴では各号の重要日誌などを登録していることによる違いです。「同盟通信社資料公開サイト」掲載の全ての資料の横断検索は、引き続き「同盟通信社資料公開サイト」でしかできません。資料調査の目的に合わせてご利用ください。
新聞通信調査会デジタルアーカイブのページはこちら
https://www.chosakai.gr.jp/archive/
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