ウクライナのゼレンスキー大統領のサプライズ出席で、注目を集めた主要7カ国（Ｇ７）首脳会議（広島サミット）が閉幕。永田町の関心は、岸田文雄首相が、いつ伝家の宝刀を抜くのか、総選挙の時期に集まっている。自民党内にはサミットの成功を受けて「野党の選挙準備が整わないうちに解散すべきだ」という早期解散論と、慎重論が交錯。連立与党の自民、公明両党は候補者擁立をめぐって隙間風が吹き、一方の野党は統一地方選で躍進した日本維新の会と、支持率低迷にあえぐ立憲民主党が野党第一党の座を争う構図となっている。総選挙の時期は来年９月の自民党総裁選の帰すうにも直結するだけに、駆け引きが始まった政局の行方について、久江氏にお話をいただきます。

 (今回の講演会も事前申し込み不要の定員60人とします)

◆講師　久江　雅彦氏(共同通信社編集委員兼論説委員)

略　歴：1985年早稲田大政治経済学部政治学科卒業後、毎日新聞社に入社。社会部、青森支局、政治部を経て92年共同通信社入社。政治部で首相官邸、自民党、新進党、旧防衛庁（防衛省）、外務省を担当。2000～03年までワシントン特派員として、ペンタゴン（国防総省）、日米関係を主に取材。帰国後、政治部で与党、野党、外務省、遊軍のキャップを歴任。政治部デスク、政治部担当部長、整理部長を経て14年から現職。BS-TBSの「報道1930」、BS-フジ「プライムニュース」等でテレビにも多数出演。著書に「9・11と日本外交」「米軍再編」「日本の国防」「空白の宰相」など。

◆演題　「政局のゆくえ」

◆日時　２０２３年７月５日（水）１３：３０～１４：３０

※受付時間：１３：１０～１３：３０（ 会場の準備がありますので、時間　前の入室はできません）

※講演終了後に１５分程度の質疑応答時間があります。

◆場所　東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル９階会見場

https://www.jnpc.or.jp/outline/access

※体調が優れない方は入場をご遠慮願います。

※講演開始後の途中入室も、特段の理由がない限りご遠慮願います。