「黒田バズーカ」と呼ばれた黒田東彦前日銀総裁による「異次元」の金融緩和が始まって丸10年。新しく就任した植田和男総裁がどのような出口戦略を描いているのか、次の一手に注目が集まっています。日本の財政と金融政策の決定過程の解明に挑み続け、2023年度の日本記者クラブ賞を受賞された西野智彦氏に、発足から半年を迎えた植田新体制を総括していただきます。

(今回の講演会も事前申し込み不要の定員60人とします)

◆講師　西野智彦氏(TBSテレビ常勤監査役)

略　歴：1958年長崎県生まれ。83年時事通信社入社。経済部などを経て95年退社。96年1月、東京放送（現・TBSテレビ）入社。経済部、政治部などを経て「筑紫哲也NEWS23」「報道特集」「Nスタ」各制作プロデューサー。報道局長 、総務局長などを経て2020年6月から常勤監査役。著書に『平成金融史』（中公新書、19年）、『検証経済失政』（共著、岩波書店、99年）、『検証経済迷走』（同、01年）、『検証経済暗雲』（同、03年）、『ドキュメント通貨失政』（同、22年）など。『ドキュメント日銀漂流』（同、20年）で21年度石橋湛山賞受賞。

◆演題　「政策検証と異次元緩和」

◆日時　２０２３年１０月４日（水）１３：３０～１４：３０

※受付時間：１３：１０～１３：３０（ 会場の準備がありますので、時間　前の入室はご遠慮ください）

※講演終了後に１５分程度の質疑応答時間があります。

◆場所　東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル９階会見場

https://www.jnpc.or.jp/outline/access

※体調が優れない方は入場をご遠慮願います。

※講演開始後の途中入室も、特段の理由がない限りご遠慮願います。