2020.12.26

メディア展望

『メディア展望』1月号発行のお知らせ

編集長の一言二言(1月号)

▽新年明けましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願いします。旧年中から続くコロナ禍の中での正月いかがお過ごしでしょうか。コロナは止むどころか拡大一途で、今年も禍が続く厳しい年となるようです。

さて今月号の巻頭には、昨年11月に開催したシンポジウム「新型コロナと人生100年時代~メディアに求められる新たな提案力・分析力~」での養老孟司氏の基調講演部分を置きました。老化は病気だから治せるとの説の紹介や、情報は常に過去のことでいつも手遅れ、報道は神様目線、などなど目からうろこの興味深い講演でした。

▽昨年11月の月例講演では、時事出版局の武部隆氏に「ウィズコロナと地方行政」という演題で新型コロナの現状を詳しく語っていただきました。ウィズコロナの時代の問題は何か、生き方は?コロナ禍は、期せずして行政の問題をいろいろとあぶり出したように思います。参考になる内容です。

▽鳥居英晴氏の「重要性増すオープンソース・インテリジェンス」は今月号で終了です。一般に公開された情報をソースにして機密情報を収集するオシント機関という言葉は、知りませんでした。このような情報収集を英米は重要視していたのだと改めて認識した次第です。

▽コロナ禍でのちっ居生活が続きますが、お元気でお過ごしください。(倉沢章夫としお