2021.11.01
メディア展望
『メディア展望』11月号発行のお知らせ
編集長の一言二言(11月号)
■岸田文雄氏を首班とする新政権が発足しました。成長と分配に力点を置いた「新しい資本主義」というのはなんだかちょっと分かりにくいですが、とりあえず11月の定例講演会で時事通信社解説委員長の高橋正光氏(元政治部長)に、政局の行方について話をしてもらいます。さらに来年1月講演会で共同通信社経済部長の宮野健男氏に経済面について講演してもらう予定です。なお12月は例年通り、定例講演会は行いませんので、ご注意ください。
■11月号のトップには藻谷浩介氏の特別講演会講演録を置きました。予定の1時間を大幅に超過し、ハラハラしましたが、講演録を読むと分かるように内容は極めて濃いものでした。日本の人口減少は続くが、5000万人ぐらいで減らなくなるという未来予想、中国の人口減少は日本の比ではないが、当局の有無をも言わせぬ政策で乗り切れるかもしれないという見方など面白い内容でした。
■新型コロナウイルスの新規感染者数がワクチンの効果か何か分かりませんが、激減し、経済活動などが平常に戻りつつあります。とはいえ、コロナがなくなったわけではありませんし、またこの冬はインフルエンザが流行するという話も聞きます。ここは気を付けるにしくはなしです。(倉沢章夫)