編集長の一言二言（6月号）

■6月号をお届けします。巻頭には弊会が主催した報道写真展「沖縄復帰50年—定点観測者としての通信社―」の初日に行った座談会「沖縄50年の裏話表話～地元記者の取材メモ」の概要を置きました。沖縄地元紙の東京支社長お2人に復帰50年の思い出や現在を語ってもらった記録です。興味深い話が多く、読んでも面白く感じます。

■座談会の司会は、弊会の河原仁志事務局長が務めました。河原は近著「沖縄50年の憂鬱(ゆううつ)　新検証・対米返還交渉」（光文社新書）を出しており、沖縄に詳しい人間です。ご一読ください。

■その他、ボーン・上田記念国際記者賞受賞者講演（須賀川拓氏「タリバンの実像　そして伝えられなかった銃撃」）や、4月定例講演（内海努氏「岸田政権と参院選の行方」）と講演録が重なりました。

■コロナ禍も、ウクライナの戦争もいまだ終わりが見えません。世界的な物価高も懸念されます。参院選も近くありますし、諸事激動のまま夏入りです。（倉沢章夫としお）