2020.07.01

メディア展望

『メディア展望』7月号発行のお知らせ

編集長の一言二言(6月号)

▽今月号の巻頭は、ドイツ在住作家の川口マーン惠美氏にドイツ事情を書いていただきました。著書多数の川口氏ですが、メディア関係の『ドイツで、日本と東アジアはどう報じられているか?』を読み、興味深い内容でしたので、執筆を依頼しました。東独出身のメルケル首相が15年の長きにわたって政権を担うことができた“謎”に迫っています。

▽時事OBで拓殖大学教授の名越健郎氏には、ケネディ暗殺事件解明をめぐる最近の動きについて書いてもらっています。NHKは先に放映した番組で、米中央情報局(CIA)の一部職員黒幕説を打ち出していましたが、名越氏によると、ドラマと事実関係が曖昧とのことです。

▽共同OBの鳥居英晴氏による『徳光衣城の新聞街放浪記』は今月号で終了です。徳光が同盟通信社内で古野伊之助と並ぶような存在だったということなど勉強になりましたし、読ませる連載だったと思います。(倉沢章夫としお