2022.07.01
メディア展望
『メディア展望』7月号発行のお知らせ
編集長の一言二言(7月号)
■7月号をお届けします。コロナ禍は、まだ油断はできませんが、収束に向かっているように見えます。一方、ウクライナ戦争は停戦の兆しすら見えません。経済制裁が効いているのかどうか、寄稿してくれた石井正氏によれば、しり抜けなどで効果薄とのことです。ともあれ、早い停戦を願うばかりです。
■今月号から、NPO法人インテリジェンス研究所理事長でメディア史研究の大家である山本武利氏の「GHQの日本メディア検閲」を連載します。同氏には「検閲官 発見されたGHQ名簿」の著作があり、昨年12月号の書評で取り上げました。ご期待ください。
■朝日新聞の元記者・鮫島浩氏の「朝日新聞政治部」(講談社)を読むと、新聞への危機感が迫ってきます。朝日新聞だけの話ではないでしょう。メディアの先行きをどう見るか、特別講演会やシンポジウムなどでも取り上げていきたいと考えています。(倉沢章夫)