2020.08.01

メディア展望

『メディア展望』8月号発行のお知らせ

編集長の一言二言(8月号)

▽今月号は、エネルギー問題に関する二つの記事をトップ、準トップに掲載しています。共同通信原子力報道室の橋本一彦担当部長には、福島第1原発を中心に原発の現状を書いてもらいました。廃炉への道のりは難問山積で、気が遠くなるばかりです。時事通信OBで別府大学国際経営学部長の阿部博光教授には、専門の自然エネルギーの役割について展望してもらいました。

▽「昆虫記者」を自称する時事通信の天野和利記者は、コロナ禍で遠出のできないこんな時こそ近くで昆虫に触れあってほしいと書いています。外で単独行でしょうから「3密」は避けられるでしょうが、高齢者にとって問題は外に出る気力かもしれません。

▽共同通信OBの沼田清氏は、終戦直後に日本各地で掲揚された星条旗に焦点を当てています。カメラマンの目を通して当時の写真を調査した結果を報告してくれました。終戦の月ということもあり、タイムリーだったと思います。

▽コロナ禍の中で、講演会などをいかに開くか試行錯誤しています。感染者の増加が気掛かりですが、柔軟に対応していく考えです。(倉沢章夫としお