1月25日に日本プレスセンタービル９階会見場で行われた時事通信社外信部デスク、北條稔氏による講演会「３期目入りした中国・習近平体制の行方」に、ご来場いただきありがとうございました。

北條氏は、さまざまな事例を挙げて習近平体制は、今回は３期目入りしたが最終的には２０３５年まで政権を維持するつもりではないかと述べました。毛沢東、鄧小平と同じように歴史に名を残すため、「強国実現」を目指し、台湾統一を目指すと示唆。実際、習近平氏は人民解放軍も掌握しており、台湾侵攻を進める可能性もあるが、「同盟国がない」「日米が立ちはだかる」「台湾が猛反発」などのほか、上陸作戦に使用する揚陸艦が不足、共産党指揮で命令系統が混乱―などの点からも台湾侵攻は失敗すると話して締めくくりました。

今回の講演会も新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、事前申し込み制で定員３０人での形で開催させていただきました。

講演概要は「メディア展望」の３月号に掲載する予定です。こちらもぜひ、お読みください。