2022.03.18
ボーン・上田賞
須賀川記者、ウクライナのオデッサからリモート参加
2021年度のボーン・上田賞の授賞式を開催
3月18日夜、2021年度のボーン・上田記念国際記者賞の授賞式が東京・内幸町の日本プレスセンタービルで開かれました。ロシア軍によるウクライナ侵攻から3週間あまり。受賞者の須賀川拓記者(TBSテレビ)は取材に赴いた黒海に面したウクライナの港湾都市オデッサから、街頭に高く積まれた土嚢を背にリモートで授賞式に臨みました。
須賀川記者は2021年、米軍の撤退により混乱を極めたアフガン取材に従事。タリバン広報官との丁々発止のインタビューや、タリバンが破壊したバーミヤンの石仏に足をのばして貧困や飢餓に苦しむ地域住民の様子を伝えたことなどが高く評価されました。須賀川記者はあいさつの中で「これからも民衆の声を多く伝えていきたい」と今後の活動に向けた抱負を語りました。
須賀川記者は19日午後4時から、ニュースパーク(日本新聞博物館)で開く受賞者講演会に、本日と同様にウクライナからリモートで登壇します。