2024.03.21
デジタルアーカイブ
『新聞聯合社の事業』『同盟通信社の機構』など4冊子
調査会の「同盟通信社資料公開サイト」で公開
新聞通信調査会は2024年3月21日、所蔵する資料のうち新聞聯合社(1925~1935年、略称=聯合)と同盟通信社(1936~45年、略称=同盟)が戦前に発行した小冊子『新聞聯合社の事業』『同盟通信社の機構』『同盟の組織と活動』『同盟の使命と活動』の4冊をデジタルアーカイブ「同盟通信社資料公開サイト」で公開しました。いずれも日本の代表的通信社の業務内容が網羅的に記述されており、当時の通信社の姿を知る上で貴重な資料です。4冊とも過去に発刊されたメディア関係の資料集への再録を除き、国立国会図書館など主な図書館は所蔵していないとみられます。『新聞聯合社の事業』は聯合専務理事だった岩永裕吉による聯合経営10年の総括的文書。外務省から聯合への補助金額に触れた記述もあります。
同サイトはこれまでに配信記事をまとめた定期刊行物、配信写真や壁貼り新聞形式の写真ニュース、戦後に発行した社史などを公開してきましたが、発行当時、あまり一般の目には触れなかったと思われる資料の公開は初めてです。また、今回の資料公開に合わせてサイト上の資料を①記事資料②写真資料③社内資料④社史-に4分類しました。TOPページのメニュー構成も再編成したので資料を探しやすくなりました。デジタルアーカイブは調査会のホームページで、だれでも、いつでも、どこからでも無料で検索、閲覧ができます。ご活用ください。
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